病院の検診を受け、妊娠中の感染症の早期発見を

妊娠中は免疫力が低下します。そのため感染症にかかりやすくなります。妊婦が病気に感染すると、お腹の赤ちゃんにまで影響しますので、普段以上に注意が必要になります。
それでは妊娠期に罹りやすい感染症にはどのようなものがあり、どんな点に注意するべきでしょうか。

感染症とは、ウィルスや細菌が原因でかかる病気を指します。感染経路には、空気中の細菌などを吸い込むことで起こる空気感染、病気の人の咳やくしゃみによって感染する飛沫感染、細菌などが付着した手すりやドアノブなどに触ったことによる接触感染、注射や輸血、血液に触れたことによる血液感染、パートナーとの行為によってうつる性行為感染などがあります。
また、妊婦が病気にかかり、赤ちゃんにまでうつることを母子感染といいます。これには妊娠中に赤ちゃんにうつる胎内感染の他、出産時にうつる産道感染、母乳によってうつる母乳感染の三つの経路があります。病気によって感染経路は異なりますが、いずれの場合も早期に病院で適切な治療をうける必要があります。
感染症には、風疹、水疱瘡、りんご病、B型肝炎、C型肝炎、リステリア症、クラミジア、梅毒、HIV、サイトメガロウイルス、カンジダ膣炎など数多くの種類があります。

病気に感染すると、母体よりお腹の赤ちゃんに深刻な症状が現れることがあります。かからないようにしっかり予防することが大切です。
予防するには、まずは規則正しい生活をおくり、体調をしっかり整えることが肝要です。
人込みは可能な限り避け、外出時にはマスクの着用をするのもおすすめです。帰宅後は手洗いとうがいをしっかり行うようにしましょう。コップに菌がつかないように、うがいする前に手を洗います。手を洗うときは、手のひらだけでなく、爪の先や指の間、手首まで意識して、しっかり泡立てた石鹸を使いましょう。それから口をゆすぎ、口に水を含んで上を向き、喉の奥まで意識してうがいをします。
食品から感染する病気もありますので、衛生面に気をつけ、しっかり加熱した物を食べるようにしましょう。

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また、クラミジアや淋病、トリコモナス膣炎などの性行為感染する病気は、妊婦が治療を受けてもパートナーがそのままだと再感染する可能性があります。パートナーもともに治療を受けることが必要です。
感染症の中には、病院で定期的に行う妊婦検診で検査できるものもあります。感染症は早期発見、早期治療が大切ですので、妊婦検診は必ず受けるようにしましょう。